前提:
・発達障害の特性は生まれつきであること
・その特性は個性の非常に大きな偏りからくるものであること
・発達障害は先天的なものであり周囲からの注意や自身の努力では簡単に改善できないものであること
種類:
①自閉症・アスペルガー症候群とは
現在は、自閉症とアスペルガー症候群を合わせてASD(自閉症スペクトラム障害)という表現をします。
特性は日常生活に支障がでるほどの強いこだわりがある(次の行動に進めない、手順・道順にこだわる等)/他者とのコミュニケーションが苦手(他者の気持ちの理解がズレる等)/環境の変化に弱い(臨機応変の対応ができない等)/感覚過敏(視覚・聴覚・臭覚等)/理屈っぽい/記憶力が非常に高いというものです。
ASDは上記の通り、もともとは複数の特性を一つにまとめたものですが、具体的には下記3つとなります。
・自閉症:コミュニケーション→とても難 言葉の遅れ→あり 知的な遅れ→あり 強いこだわり→あり
・高機能自閉症:コミュニケーション→難 言葉の遅れ→あり 知的な遅れ→なし 強いこだわり→あり
・アスペルガー症候群:コミュニケーション→やや難 言葉の遅れ→なし 知的な遅れ→なし 強いこだわり→あり
②ADHD(注意欠如多動性障害)とは
ADHDは下記3つのタイプがあります。
・注意欠如、注意散漫タイプ
・多動性、衝動性タイプ
・上記2つの両方をもつタイプ
注意欠如、注意散漫タイプの特性は、物事に集中できないこと(生活音や何かの音に即座に反応してしまい自分の行動に集中できない等)/物事の優先順位がつけられず情報処理ができない/時間の管理が苦手/すぐに忘れる(ものを置き忘れる、聞いたことや依頼されたことをすぐ忘れる)/断捨離ができない/同じことで何度も注意される/過度に集中することがあるというものです。
多動性、衝動性タイプの特性は、すぐに怒る/熱しやすく冷めやすい/ものをよく壊してしまう/思いつきで行動にでてしまう/じっと我慢することが苦手/順番を守ることが苦手/他者との会話で話の流れを無視して話をはじめてしまうというものです。
③二次三次障害
発達障害の特性により、二次、三次症状として、うつ症状、パニック障害、依存症などになること。