こんにちは。トラさんです。
今回は、発達障害を理解するにあたり障壁となる点について考えてみました。
私の身近なところでは、パパさんや祖父母が子どもの発達障害を認めていないご家庭や、『子どもはそんなものだ』、『自分自身もそうだった』などと言って、療育などの特別な支援をする必要性を感じていないというご家庭が一定数らっしゃるようです。決してそれを否定できるものではないですし、実際に過剰な心配であって特別な支援(療育等)をする必要がないケースも多々あることも理解しております。
しかしながら、専門職からのアドバイスや医師に診察を受けていない場合で、気になる特性を持っていながら支援を受けられていないケースについては非常に残念なことに思います。特に子どもは身体と心が急激に発達する時期ですので、その時期に発達障害の特性によって、発達の機会を逃してしまうことは不可逆的な機会損失となってしまいますので、療育を開始するのであれば、早ければ早いほうがよいと私は考えております。始めるのも自由、やめるのも自由ですし、金銭的な負担もかなり少なく済みますので、ぜひ前向きに考えて頂ければと思います。参照:療育施設(事業所)の種類とメリットデメリットについて
発達障害を理解するにあたっての障壁を3つまとめてみました。
①発達障害が疾患なのか健康なのかを判断することが難しいこと
健康であるという定義も曖昧ですが、発達障害の定義も曖昧であり、簡単に疾患であると診断できないという問題があります。例えば発達障害を持つ子どもをAさんから見たら疾患、Bさんから見たら健康ではないかと思えてしまう点です。実際のところは子どもの社会生活上、その特性が連続的に発生する中で、質量的にどの程度障害となっているかという見方をし、一定の質量を超えた場合に医師が疾患と診断します。従いまして、一個人が何の知識もなく発達障害ではないかと疑うことがそもそも困難であるということです。
②子どもの時期は個人差が強くでやすい時期であること
子どもの性格や成長のスピードは個人差が非常に大きく、ほかの子と比較して、一つの面で優劣を感じることは多々あると思いますが、それを発達障害と疑うかどうかは親御さんの感じ方によって様々であるということです。
③発達障害については当事者側から求めないとアドバイスや診断は受けられないこと
定期健診やたまたま風邪などでクリニックを受診した際、医師や臨床心理士などから遠回しな表現をされることがあります。例えば、『研究職が向いてそうだね~=こだわりが強い』とか『個人差があるから落ち着くのはもう少しかかることあるから心配しないようにね=落ち着きがない』とか『心配なことがあれば相談してください、アドバイスできますよ=なにか所見がある』などなどです。専門家から、あなたの子どもは発達障害の疑いありますよとは言ってくれません。特に医師以外では、診断ができないため、一切、疾患を連想するようなワードは出しません。ただ、大体このような遠回しな表現を使われている状況では親御さんはすでに発達障害について悩んでいるケースが多いと思います。
【アンサー】
・子どもの特性に気になる点があったら、まず発達障害について調べましょう!
・その上で気になる場合は、専門家(自治体の発達相談窓口)に相談してみましょう!
・その上で気になる場合は、医師(発達外来)に相談してみましょう!
自治体の発達相談窓口より先に発達外来の医師に相談してもよいと思いますが、細かいアドバイスを受けられる自治体のほうが私は敷居が低く感じました。医師に相談する場合、診断をしてもらうかどうかというところもポイントです。診断の内容次第では、療育手帳の取得も可能となります。